北緯60度からこんにちは②:山本瑛久
もい!
再び登場の山本です。
いよいよ今週末は一橋祭、公演準備も終盤ですね!!
クリスマス準備万端のヘルシンキは、現在気温-1度です。
(♪雨は夜更け過ぎに 雪へと変わるだろう)
北緯60度からこんにちは、最終回はちょっと公演に関係ありそうなテーマ、フィンランド人の恋愛観を取り上げます。
日本人からすると、イケメン、高身長、おしゃれ…等々憧れの的になりがちなフィンランド人の恋愛観は、どうなっているんでしょうか??
今回は、フィンランド人のアールト大学工学部2年生、オリバーくん特別協力の元、フィンランド人、というかヘルシンキ市民の恋愛にちょこっと迫ります。
オリバーくん
* * *
Q. 今の彼女さんとはどうやって出会ったんですか?
A. 4年半前ぐらいですね、同じ高校に通ってたんですよ。そこでできた数人の仲良しグループの中に彼女がいて、だんだんお互いに興味がでてきて…っていう感じですね。
Q. どういうふうに告白するんですか?
A. デートに誘うなら、「Lähtisitkö kahville (ラァフチシッコ カフヴィレ、一緒にカフェに行きませんか?)」って言います。
告白するときは…「Tuletko minun tyttöystäväkseni?(ツレッコ ミヌン チョットウスタヴァケセニ、私の彼女になってくれませんか?)」ですかね。でもなんか胡散臭いしキザな感じがします。まぁ、でも彼女に聞いたら、この言葉は絶対言ったほうがいいっていうのですが…僕は嫌ですね。
※筆者注:Öはオーに近い発音なのですが、アールの音が混じってる感じ。Äもエーにアールが混ざってるやつです。まぁ、日本人には無理です。
Q. カフェに誘うんですね。正直アレなんですが、ヘルシンキってデートするとことかあるんですか?
A. デートだと、カフェ以外にも映画とか行くことが多いですね。キノパラッツィとかテニスパラッツィにある映画館が人気ですね。カフェだと、ヘルネサーリとかカイヴォプイストあたりにあるのが人気ですね。
(本編には全く関係ありません。その名も「Bad man」…というか、後ろの電光掲示板にWindowsのホップアップ出てる方が気になる)
Q. なるほど。今度一人で行ってみますね(ていうか、また覚えにくい地名だな…)。
女友達から彼女になったときに、決定的に変わることってなんですか?
A. フィンランドだと、彼女とは同棲するのが結構一般的です。僕も一緒に住んでますし。家賃は折半してます。
★一度ご自宅にお邪魔したのですが、52インチの薄型テレビ、リビング、キッチン、寝室…と東京の自宅より住みやすそうな家でした…。びっくり。
Q. いいですね…。日本だと学部生で同棲してるのはあんまり聞かないので…。
ところで、喧嘩とかってやっぱりするんですか?どういう理由が多いんですか?
A. フィンランド人はやっぱり西欧人なので、他人のことより自分のことを優先することが多いんです。そうするとやっぱり、だんだん距離が空いて結局別れちゃう、みたいなことはよくあります。後は…口喧嘩になっちゃったりすると、誤解が生まれちゃうことも結構…。
12時過ぎでもこの太陽の高さ。さすが北緯60度。
Q. なるほど…。最後に、今の彼女の好きなところを教えてください!
A. 彼女は僕が出会ってきた中で一番優しくて、気遣いのできる人です。彼女であるだけじゃなくて、一番の親友でもあるんです。
Q. ありがとうございました!末永くお幸せに!
オリバーくん、お幸せに。
* * *
いかがだったでしょうか。
フィンランド人と日本人、結構似てるところもあるみたいで…
(フィンランド人の悪夢、これ、結構日本人にとっても悪夢です笑)
残り半年の留学生活、何が起きるかわかりませんが、まだまだ幸せの国、フィンランドのことが知れそうです!
次は卒業公演ブログでお会いしましょう!
以上ヘルシンキから、Terryこと山本がお送りしました!
公演はいよいよ今週末です!!!
*山本瑛久<7月公演舞台監督>
彼の辞書に限界という言葉はない。
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