スタッフ紹介⑥ ~舞台に彩りを添える努力家~
「…本当ですか?」
アトリエの片隅にあるオペ室から今日も聞こえて来る、そんな声。
声の主は1年生。「…本当ですか?」は口癖だそうです。
何でも、ある先輩に照明の相談をすると、突飛なことや明らかに実現不可能と思えるような答えがたびたび返ってくるのだとか…。
落ち着きある1年生、岡澤由佳(照明)。最近の口癖は、「…本当ですか?」
「私が、本当ですか?と口にする回数は先輩の突飛な発言数に比例します…笑」
「とある先輩」の正体・森尾くん(3年/照明・舞台美術)
スタッフ紹介ブログのパートナーでもあり、見習いたいくらい後輩指導にも熱心な彼。突飛な発言もきっと後輩への愛ゆえなのでしょう。
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はい、こんにちは。
音響・制作の田中です。
どんな前置きだ?と思った人もいるかもしれませんが、
今日ご紹介するのは、そんなコギトの名コンビが担当する、照明です!
いつも音響の隣で一緒に作業をしていて、舞台を彩る頼もしい存在です✿
Q.照明のプランはどうやって考えるんですか?
「劇中では様々な場所が登場するので、照明による空間分けを行うことを最初に決めました。」
演出との打ち合わせの様子。左から、髙橋(3年/演出)、森尾、岡澤。
「そこから、森尾さんに沢山の教えを伝授してもらいながら、場面を象徴する色を加えていきました」
高校時代は演劇部だった由佳も、照明は初挑戦だそうです。がんばれ(^^)
Q.照明の大変なところはどこですか?
「急に灯体が点かなくなった時に、原因の特定が難しいです。」
灯体を吊り、コードをパイプに巻くところから自分たちでやっているコギトでは、照明が思った通りの光を出すのに時間がかかるのです。
照明の戯れが生み出した光。鮮やかですね…!
「あと、一橋祭公演では別の教室を使います。稽古の都合上、パネルに一部視界を遮られたまま操作をするのが難しいです」
私も去年の一橋祭公演で照明を担当しましたが、確かに舞台を横から見ながら操作するのは難しいと感じました。
Q.逆に、楽しいことはありますか?
「役者さんや舞台が綺麗に照っていると嬉しいです。操作しながら確認することはあまりできないですが、ごくわずかな機会にそれが確認できると照明やっててよかったなぁと思います。」
照明が当たってイケメン度が更に増したますけん(1年/役者)。
さて、ここで団員からのリクエスト・クエスチョン!
Q.最近カレーはどのくらいの頻度で食べているんですか?
…このブログ、カレーの話題が多いですね。(原因を作ったのはおそらく私)
「最近は食べられてないです…あ、でも本当にたまたまですが、今日のお昼はカレーパンでした。」
カレーを食べる頻度が高いことで知られる由佳。(本当にたまたまだったのか…?笑)
先輩たちに引けを取らないことがわかりました。
Q.本番に向けての意気込みをお願いします!
「様々な部門と作り上げてきた一つの舞台の完成形をより綺麗にお見せできるよう、照明として最後まで尽力できればと思います…!照らします!」
照明に照らされる舞台。光の影響でとても綺麗なパステルに見えますが…実際はどんな色なのでしょうか?
役者を照らすだけでなく、舞台上の世界をしっかり表現しきろうと励む照明チーム。
そんな彼らの活躍を、ぜひ観にいらして下さいね♪
*岡澤由佳<照明> 頼もしい次の一年生公演の演出
*森尾大樹<舞台美術・照明> まるまるもりもりみんなもりお
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