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わたしのゆくえ10日目 関慶司

*『幸福論のゆくえ』はあと3日。

『わたしのゆくえ』もあと3人。

今日は役者一筋の。テーマは「普通」

コギトのゆくえを4年間担い続けてきた、彼は。

* * *

わたしのゆくえ。

おはようございます。こんにちは。こんばんは。です。

わたしのゆくえということで、コギトでのことを振り返りながら話していきたいと思います。

​ちょうど1年前、『水平線のキミ』の関慶司。

約3年前から、心に深く刺さる言葉がありました。

「分からないものは怖いんだ」

私が1年生のときの7月公演「花ともぐら」での台詞です。

地下で暮らしていたもぐら達。地上の世界を内心否定しつつも、地下とは異なる地上の世界へ憧れ、それを夢見ます。

​2014年度7月公演『花ともぐら』の関慶司

しかし、長く地下で暮らしていたもぐらたちは地上の存在を否定します。

その気持ちの裏には、未知の世界である地上という世界への恐怖があったのです。

​2014年度卒業公演『皆既想蝕』の関慶司

自分の慣れ親しんだ世界から跳躍し、自分の知らない世界へ旅立つこと。もぐらだけではなく、人間にとっても勇気のいることではないでしょうか。

​2014年度3月企画公演『現人神』の関慶司

今回の「幸福論のゆくえ」でも、世界間の旅行が一つのテーマになっています。

私自身、なかなか異なる世界へ旅立つことが難しいと感じる今日このごろでありますが、きっと人間が社会で「普通」に生きるためにはそうした勇気が必要なのだろうと思います。

今年『紙風船』で共演した、関慶司と演出・高橋

いよいよ本番が迫った「幸福論のゆくえ」。

この作品もまた、皆さんの心に刺さるものになるでしょう。

ご期待ください。

『幸福論のゆくえ』の稽古場での、関慶司と演出・高橋

*関慶司<役者> 稽古と、座組と、劇団と、音頭を取るは看板役者の関慶司。


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